20160526

山岳レースで培った技術と機能美






MONTANEUltraTour22

登山やってると今日はトレイル風(走り気味なペース)に登ろうかなと思うときがあります。

普段の縦走用のザックじゃ重いし走ると揺れる。

かといってトレイル用じゃ容量が少な過ぎて・・・

こういったジレンマを解決してくれるアイテムです。

MONTANE93年設立の英国のアウトドアメーカーです。公式サイトでこんなことを謳っています。

「モンテインの使命は、過酷な環境における持久系スポーツのために軽量で通気性の高い、革新的なウェアやギアを作り続けること」本国のサイトより引用

ラインナップをみても軽量性・効率性に徹底的にこだわるメーカーであるようです。

クライミング・本格縦走・ハイキング・ランニングと、それぞれのニーズに最適化された多くの製品が用意されています。

主な特徴ですが、

540gという重量は、他の「ウルトラライト」なバックパックに比べればさすがに劣るかもしれませんが、一般的なバックパックとして考えれば十分軽 量。このパックの魅力は極端な軽さではなく、軽さのなかでも適度な快適性と耐久性、日帰りから一泊まで対応する十分な収納性といった使いやすさの絶妙なバランスにあります。

生地には優れた耐久性と引裂強度にもかかわらず軽量・耐久撥水性を備えたRAPTOR Zeroを採用。

独自の背面機構「コンフォート・ベント・バック・パッド」は、金属のフレームや硬質の樹脂などを使用していないにもかかわらず思ったよりも安定して います。肩と腰に当たる部分はメッシュとうねりによって十分な通気性も確保されていて、通常のバックパックと遜色ないしっかりしたヒップベルトと合わせて 背負い心地は上々。

大きく開くロールトップ式のデザインは荷物の出し入れを容易にするだけでなく水の浸入も防ぐのでレインカバー要らず。今や軽量バックパックの定番デ ザインとなりつつあります。入口両端のバックルは上で留めても良し、そして取り外し可能なサイドバックルで留めても良しと好みに合わせて自由にカスタマイ ズ可能です。

ロールトップの両端同士をバックルで閉じた場合(左)。両端をサイドのバックルで留めるとパーツは増えるがデザインもスッキリします。

収納面ではフロント・サイド・ショルダー・ヒップベルトのメッシュポケットに大小さまざまな衣類・小物を収納できます。このため天蓋のポケットがな いという不便さをまったく感じさせません。フロント両側には取り外したり高さ調節が可能なアックス・ポール用ループ、そしてストラップやドローコードを通 すためのデイジーチェーンが、拡張性の高いパッキングを可能にしてくれます。

容量は22Lとコンパクトに設計されていて、モノを詰めても3kg程度で しょう。この程度の重量であれば背負い心地をそこまで重視する必要もないですし、日帰りのハイキングなどに十分使えるんじゃないでしょうか。

大きなフロントポケットとサイドポケットが付いていて、すごくプレーンなデサインなので使いやすい。

これ、背負った感じの見た目がシャープでかっこいいのでお勧めです。



20160520

安くって、多用途なんです~Monbellアルミバックルウェブベルト~

「モンベル アルミバックルウェブベルト」

 山行くときは結構巻いていってます。

 ウェブベルトはいくつか持っているのですが、これは他のブランドのより価格は半分くらいですが製品の質感が良く、バックルの厚みが薄いのでハーネスをつけた際も気になるようなことがありません。

山でのウェブベルト用途は腰に巻くだけでなく、緊急時の止血や荷物の固定等にも使えます。かなり頑丈にできてす。軽いので1本ザックの中に忍ばせておいても色々と便利ですよ。

 

~製品の仕様~

【素材】ポリプロピレン、ナイロン(色によって素材が異なる)(バックル)アルミニウム合金
【カラー】6色展開
【サイズ】フリーサイズ (自分のサイズに合わせて先端を斜めにカットした後、ほつれないように切り口を火であぶる)



極上の着心地~patagonia Nano Air Hoody~





自分の山スタイルは基本パタゴニアン&モンベラーであります。(笑


パタゴニアはデザインもさることながらXSのサイズ感が自分にはしっくりきます。

モンベルはコスパと機能性は海外メーカに引けをとりません。で、ナノエアですが、

商品紹介にて「保温性と伸縮性に加えて優れた通気性を提供し、動いたり止まったりを繰り返す山での激しい有酸素運動でも継続的な着用が可能」


断続的な着用が可能」これにやられちゃいました(笑


あと伸縮性があり、「エア」という響きに昔から飛びついてしまう癖が。。

デザインですが普段着でも違和感無く使える感じ。

人気商品なのでしょうが、山小屋や山頂でもそれ

「ナノエア」ですよね?使用感いかがですか?と度々聞かかれます。


着てみると、とにかく軽い。伸縮性につい生地を引っ張ってもわかりにくいですが、実際に羽織って動いてみると自由に動け、ホウホウってなります。

また、385gと軽量(R2で405g,R3が510g)なのに、ポケットはハンドウォーマー2つ、チェストに2つと充実しており表面からはポケットが直接見えないような意匠になってます。


撥水加工されており多少の雨であれば、化繊なので、ダウンのように気を使う必要もありません、しかしザックに入れていく場合は

 Nano-Air Hoodyは結構スペースを食います。

稜線や休憩時だけの利用であれば

ダウンセーター やナノパフの方が良いでしょうね。


実際山での使用感ですが、じんわり暖かいけど蒸れにくい。普通なら「脱ごうかな」とちょっと悩む程度の状況であれば結局蒸れませんし、風が吹けばさーっと抜けていきます。

この抜け感がナノエアの醍醐味の様に思えます。

実際、脱ぎ着する回数が減り休憩時も他に時間を使えます。


風が強いときはこの抜け感のせいで寒く感じるくらいなので、フーディーニ等の軽量ソフトシェルで調整する感じ。


積雪期にも使いましたが、保温着としてだけでなくアウターとしても使えました、調整は軽めのハードシェル(雨具)でOK。厚くなればシェルのベンチレーションを開ければナノエア独特のスーッとした抜けを感じられます。


ナノエアの欠点としては、レビューなどでは磨耗耐性が高くはなく、ショルダーベルトが掛かる部分は毛玉ができやすいといわれてますが、自分の場合はまだ目立つ毛玉は出来ていません。(価格も高いし普段着としても着まくってますよw)

ただ、切り裂き耐性は高くないように見えます。藪漕ぎやアックスを使う場面では注意が必要かもですね。


気温や湿度に応じてR1キャプシリーズフーディーニとの組み合わせ等、色々と使い分けを考えていきたいと思います。